Denon / OX-7115-ND / LP / Japan / 1978
Media : EX
Sleeve : VG++ (背面薄く染み汚れ / light stains on rear cover)
Additional details : 帯、インサート付き / with obi, insert
朝鮮人の父と日本人の母をもつ少年、岡 真文が12歳で投身、自死するまでに綴られた日記の詩を元に、現代音楽家／ピアニストである高橋悠治が作編曲を施し、中山千夏が唄う78年の歌曲集。
本作では歌曲に奄美の童謡や朝鮮民謡のメロディー、朝鮮音楽のリズム型であるチャンダンが採用され、絶望と希望の狭間で生きた少年の詩に多彩な彩りを添える。
悲しみだけでは無く、希望と勇気、豊かな可能性を与える力強い作風の一枚。解説、インサートと共に是非聴いていただきたい。
シンセサイザーは高橋悠治の他、佐藤允彦が参加。
収録曲
A1 みちでばったり
A2 太ようのつかい
A3 夕ぐれ
A4 ゴットン・ゴロン
A5 へや/ちっこい家
A6 小まどから
B1 ねむれない夜
B2 リンゴ
B3 あらけずりに
B4 ぼくはうちゅう人だ
B5 ひとり/ぼくはしなない
