Emahoy Tsege Mariam Gebru - Emahoy Tsege Mariam Gebru (LP)

Mississippi Records / MRP-099 / LP / US / 2022
Media : NEW
Sleeve : NEW

廃盤だったエチオピアの発掘ポスト・クラシカル/アンビエント作品が再プレス!

エチオピア人女流ピアニストのレア音源をまとめたMississippiの人気コンピLPの第2弾。
エチオピア音楽を世界に広めた名シリーズ「エチオピーク」諸作の中でもとりわけ異色と言われた彼女のスタイルはアフリカの教会音楽にエリック・サティをはじめとする西洋クラシックの要素を加えたもの。
アンビエントともポスト・クラシカルとも言える一方で、エチオピア特有のオリエンタリズムが充満したメロディが同居するそのスタイルは唯一無二。

1923年、首都アディス・アベバで生まれ。かなり裕福な家庭で育ったようで、6歳から10歳までの数年間をスイスへ留学しています。
そこで西洋音楽や楽器を学び、帰国後、第二次エチオピア戦争を経験し、彼女と家族は捕虜としてイタリアへ。戦争が終わり、19歳でシスターへの道を選びました。
修道院ではエチオピアの宗教音楽、伝統音楽を習得し、スイス留学時に習得した西洋音楽をベースにこれまで聴いたことのない旋律とチルアウトなサウンドを聴かせてくれます。
彼女は当時レコードもリリースしていますが、それは貧しい子どもたちに少しでもマシな食事をさせるためだったといいます。
音楽でエチオピアを切り開こうとしたマザー・テレサのような人間性も素晴らしいアーティストです。
そんな彼女ですが1970年代以降のエチオピアの政治的混乱の最中、ついに1984年にエルサレムへ移住。

(メーカーインフォメーションより)

購入数
Soldout