Odyssey / 32 16 0160 / LP (Reissue ) / US / Unknown
Media : EX- (再生に影響の無いごく薄いスレ、極僅かなチリノイズ / Slightly mark, doesn't affect play, Very slight background noise)
Sleeve : EX- (薄いシミ汚れ / Slightly stain)
米コロムビア・レコード傘下であるOdysseyから1967年にリリースされた、作曲家自身がスタジオで作成した「テープ作品」のみで構成されたコンピレーション作。
予測出来ない周辺音をオシロスコープのバイアス信号からオーディオ信号に変調し作成されたRichard MaxfieldによるA1 Night Music、テープループのフェイズシフティングを用いたSteve Reich初期の大名曲A2 Come Out、Bサイド一面に録音されたPauline Oliverosによる20分越えの強烈な電子音響作B I Of IVの計3楽曲を収録。
60年代当時これらの実験的な電子音楽の録音は作曲家の間で個人的に配布されたテープ以外に殆ど入手する事が出来なかったため、タイトル通りエレクトロニック・ミュージックの新しいサウンドはコロムビアの画期的なリリースであった訳ですが、現在でもこれらの楽曲は未ヴァイナル化(A2 Come Outが別コンピに収録されている事を除き)なので、レコードで聴きたい方にはお勧めの逸品！ こちらはUS後発盤となります。
A1 Richard Maxfield - Night Music (1960)
A2 Steve Reich - Come Out 前半(1966)
A2 Steve Reich - Come Out 後半(1966)
B Pauline Oliveros - I Of IV (1966)
